という事で毎年お馴染みキライな季節がやってまいりました。
私は早速軽い熱中症になり、強烈な頭痛と吐き気と寒気に襲われていました。喉が渇いていなくてもこまめに水分補給しないとマジで死にかねんです。
作曲せずにプラグイン弄りをしていたので今日も曲無し雑記んでござい。いつも以上にファッキンロングであります。
Deus Ex: Mankind Divided
2017年リリースの4作目、難易度はアクション重視(所謂ノーマル)、ステルスプレイでサイドミッションも8,9割こなした上で28時間でクリア。撃ちまくり壊しまくりのプレイなら半分くらいの時間で終わりそうです。
前作「Human Revolution」(以下HR)の2年後である2029年、チェコのプラハが主な舞台となっています。
体を機械化したオーグと呼ばれる人々の集団暴走事件後、機械化された人間とそうでない人間の対立が起こり、結果オーグが迫害される事となってしまったのが今作の情勢。
基本的にシステム面では前作とそれほど変わらず、ミッション遂行のための多彩なルート構築、成長要素などは据え置きです。
ゲームとしての不満点は殆どないんですが、マップ移動時のロードがバカみたいに長い点は明確に悪い部分だと言えます。プラハを地下鉄で移動するんですがこのロード時間がまるで本当に電車に乗っているのかと感じられるほど長いです。すっごいリアルだなぁ……(白目)
ビジュアル面でサイバーパンク要素が薄れているのは残念でした。プラハの景観が現代とほとんど変わらず、前作のデトロイトやヘンシャの様なハイモダンな街並みは楽しめません。
ただ今作のシナリオや社会情勢、話の核となる人間復興法案等に鑑みるとハイモダンな景観よりも適切だと感じられました。
ロケーション自体がそれほど多くないので、どうしてもせせこましさは感じざるを得ません。
HRではキャラクターの表情が全く動かず「鉄仮面」などと揶揄されていましたが、今作はかなり表情豊かになりました。
私はそこまで気にしていなかったんですが、バストアップでの会話が多いゲームなので違和感を感じる人は多かった点だと思います。
ノベルゲーで表情差分が無かったら……と考えてみると、確かに「物足りない!」と思う点ではあります。いやまぁノベルゲーじゃないんですけどね。
前作は明確に敵対する相手が複数人存在しボス戦が4回ありましたが、今作ではボスがマルチェンコ1人しか存在しません。
シナリオ的にも道中は不殺推奨な内容になっているためHRよりもかなりステルス寄りなゲーム性になっていると感じました。
新しく追加されたオーグは戦闘用のものが多いので使う機会はありませんでした。
アクション要素が大分薄れたのはゲーム部分で唯一の不満です。
おまけでブリーチというゲームモードがあるんですがアクション部分のみを切り離したオマケみたいなもので、正直こんなオマケをつけるなら本編のサイドミッションを増やしてくれた方が遥かにうれしかったかなと思いました。
文章量はアクションゲームという観点からするとかなり多いです。それがこのシリーズの醍醐味でもあるので私は肯定できますが、純粋にFPSを遊びたい人にとっては煩わしく感じるかもしれません。
キャラ同士の会話だけでも大部分を占めるこのゲームですが、それだけでは明らかに説明不足であり、ゲーム内にドップリ漬かるには所々で手に入るテキスト系もしっかり読まなければいけないのはダレる要素かなとは思います。
正直海外のDeus Ex Wikiを確認しないと忘れていたり理解できていない部分も多かったり。
シナリオ的には全く話が進んでいません。前作からの主人公である「アダム・ジェンセン」の謎ですら一切進展のないまま終わってしまいました。
今回はテロリストを鎮圧するだけの話であり、裏で世界を操る存在(イルミナティ)等との対決は一切ありません。初代の黒幕である「ボブ・ページ」や、その他重要人物たちが登場するのはファンとしては嬉しいところですが。
ただ結局のところHR以降の作品を初代につなげる前提であるとすれば、イルミナティの陰謀を暴く展開は描けませんし、今後もアダムのストーリーを続けるのならば本人の謎にフォーカスするしかないと思われます。もしくは又テロリストを増やしてお茶を濁すか。
オーグの拒絶反応が出ないアダムの特殊なDNAがナノ・オーグメンテーションの礎となりそうな……など、その程度の考察は可能ですが、その辺は初代をプレイしていないと分からない部分です。
エリア51やロズウェル事件まで組み込んでいた初代はファンである私でさえ安っぽいと感じる部分がありました。その点を比較するとHR以降の細かい設定、世界観の説得力は初代よりも優れていると思います。
現代社会がフィクションに追い付いてきた故の部分も大きいとは思いますが、遠くない将来、実際に起こりそうと思える様なその匙加減が素晴らしいと思います。
ただし8年後にHRの様な世界が訪れるかと言われると……それは流石にまだ先の話に思えますが。
と思いきやコレを書いている間に「LUKEアーム」なる義手の記事を見て、やっぱりああいう世界がやってくるかも……と思ったり。
全体的な感想としてはHRよりもスケールダウンしていると言わざるを得ません。
遊んでいる間の没入感は凄まじく、やめられない止まらない状態だったんですが、いざエンディングまでプレイしてみるとなんだったんだコレ……と思うシナリオでした。
メインシナリオが残念な内容なので、はっきり言ってサイドミッションの方が楽しめるゲームでした。
マルチエンディングですが、取り返しのつかない要素が中盤で設けられているため周回前提の作りになっている点も残念。
Paladins
ここ数年マルチメインのFPSをやっていなかったので久々に軽く対人したいなと思い、今更になって「Paladins」を始めてみました。運営は「Hi-REZ Studios」で、珍しく日本語ローカライズ済み。
Hi-REZのゲームは今は亡き「Global Agenda」と、MOBA……というか所謂Dota系TPSの「SMITE」をちょっとプレイしたことある程度です。
Pladinsが正式リリースされたのは一年前で、PS4やSwitchでは今年の6月から日本国内での配信を開始したみたいです。まぁPC版自体は2016年からベータテストが始まっていたので新作という印象は薄いですが。
ゲーム性としては「Overwatch」っぽいですが、キャラクターの性能部分のカスタマイズ要素でうまく差別化しています。ちなみにPaladinsの方が先に開発してたみたいです。
多少Aimがズレてもガンガン当たるくらいヒットボックスがデカく、一部のUltスキル以外即死は無いのでかなりカジュアル寄りです。TPSにも切り替えられるので初心者も入りやすいかと思います。
プレイヤー人口もそこそこいるのでマッチングに困る事はないです。一番近い東南アジアサーバーを選んでも長くて2分以内には開始できるくらい。日本語ネームの方もちらほら見かけます。
別に遊ぶのはFPSじゃなくてもよかったんですが、今更LoLに戻るのは知識部分での覚えなおしがしんどいですし、対人ではないですがちょっと気になっていたFF14は一緒に始める人がいないとキツいかなーと。
Paladins自体は実際そこそこ楽しめているので当たりではありましたが、1か月後に続けているかは……分かりません。
FPSに関して言えば、結局RtCWやW:ETの様なオブジェクト達成系のゲームじゃなきゃ満足できないわけで。協力の色が強いゲームが好きなんでしょうね、私は。
アニメ
コップクラフト元々は「ドラグネット・ミラージュ」という作品だったらしいです。原作はフルメタと同じ作者なんですね。
異世界ファンタジー要素を除けば、90年代後半~00年初頭辺りのアニメでちらほら見かけた様な作品……といってもファンタジー要素は大分薄いですが。
私は結構好きなんですが、肝心のアクションシーンでの止め絵が多すぎてアニメとしては結構致命的なんじゃないかと。
ツダケンの声はやっぱり最高にカッコいいなぁーと思いました。あとティラナがかわいい。
ダンベル
とりあえず1話だけ視聴しましたが……後はいいかなと。
原作は落ち武者が出てくる辺りまでは読んでいました。ギャグマンガ故に内容に変化がないので飽きて読むのをやめましたが。
シンフォギアXV
1話でノリがキツ過ぎてここまで来てギブアップ。お前らちゃんと会話せーや!
一気に駆け抜けましたが、結果Gまで見れば十分な作品でした。
通常攻撃が(ry
かやのんが全て。1話のみでご馳走様。
ダンまち
何故か2期になってからヘスティアがかわいいと思うように。今のところは1期よりも楽しめてます。
この作品に限った事ではないんですが、ファンタジー物でステータスの数値化ってのはメタっぽくて私はあんまり好きじゃない要素でして。
最近のファンタジー物は特にその傾向が強いので、なんだかなぁと。
まぁ漫画などでも昔からある描写ですけど、個人的には萎える部分。
彼方のアストラ
SFサバイバルですかね。ツッコミどころが多いですが楽しめてます。
メギド72ショートアニメ
毎週1話ずつ更新っぽいです。これを書いている時点では2話まで公開済み。
短いながらも結構丁寧に纏められています。普通に1クールアニメで見てみたいなぁと。
ツダケンの声はやっぱり(ry
Heavy Rotation
Dark Tranquillity - Character・The New Build
・Through Smudged Lenses
・Out Of Nothing
・Lost To Apathy
・Mind Matters
・One Thought
・Dry Run
・Am I 1?
・Senses Tied
またまたスウェーデン出身のバンドで05年リリースの7作目。作風としては前作「Damage Done」からの延長線上で、ダートラはこの作品か次作の「Fiction」を最高傑作に上げる人が多いのではと思います。
個人的には、荒々しく若干スペーシーなサウンドでもあるCharacterの方が好きです。ただし曲的にもプロダクション的にもfictionの方が洗練されてはいます。
数多の北欧メロデスバンドの中でも、スカンディナヴィアの冷やかかつ叙情的な雰囲気を表現するのがダントツで上手いバンドだと思っています。
アメリカナイズされたバンドが多かったこの時期、ダートラは方向性を大きく変える事無く"メロデス"をしていた数少ない存在です。
1曲目からゴリゴリ、というか終盤まで殆どゴリってます。「Lost To Apathy」は今聴いてもメチャクチャかっこいいなぁと思います。
「Am I 1?」を聴くと何故か幼少期が思い浮かんで懐かしい気分になります。接点は一切ないのになんなんでしょ……
最近は大分ゴシック寄りになっていますが、やりたい事はぶれていない印象です。私は9th以降は好みではなくなってしまいましたが。
あとコンポーザーとしても重要だった「Martin Henriksson」が脱退してしまったのは残念です。
ちなみに既に今年の「Wacken Open Air」が始まっていたり。
最終日トリはRageとLingua Mortis Orchestraの様ですが、寝てる気がしないでもないです。
あとEVOも。令サムとスト5ぐらいしか見ないと思いますが。