今やビョーンと共に「Soilwork」の中核と言っても過言ではない存在だった「David Andersson」が9月中旬に亡くなられました。どうも最近のライブには参加していなかったらしく、アルコールや精神的な問題を抱えていたようで……いやはや寝耳に水、思いもよらぬ出来事で実にショッキングな訃報です。新作は歴代でも屈指レベルで本当に素晴らしかった……ご冥福を祈ります。
結局今年は1曲も上げずに終わりそうですが、サイト閉鎖の頃も暫く充電期間があったんで、まぁこういう時期もあるでしょうと開き直っております。あとiLokが駄々を捏ねてライセンスマネージャーからPCが認識されなくなる、なんて事が起きたりもしたので……いつになったら全部リセットしてくれんねん。
以下いつもの。
ゲーム関連
Fallout 76
興味が沸いていた矢先のPrime特典だったのでプレイ。本国での炎上騒動や初期の出来&評判の悪さが尾を引いている作品ですが、現環境でプレイしてみたところしっかりベセスダのFalloutだなと思える良作でした。オンライン化という事でかなりの頻度でラグを感じたり、装備品のレベル制限が非常に邪魔だったりと難点がないわけではないんですが、過去作をヴァニラで楽しめた方なら十分楽しめる作品だと思います。ESOもプレイ前はあまりいい印象は無かったんですが、結果楽しめたのであちらの所感と近いかもしれません。
シリーズの新作として購入するとガッカリする点は多いと思います。Fallout4ベース……というかガチの使いまわしなので目新しさはありません。新地域とネットワーク機能を追加した超大型DLCを遊んでいる感覚というのが適している気がします。オンライン故に当然ながらメニュー表示中やV.A.T.S時にポーズやスローにはならないので若干難易度は高めかもしれません。デスペナはほぼ無し。
始める前に分かり辛かった点として、1ワールド最大24人までというシステムは、要するにルームに24人まで入れますよという事でして、キャラと紐づけされて割り当てられているわけではないんですね。なのでリログすると別のワールドに移動します。知り合い同士同じワールドで遊ぶことはできますが、プライベートなワールドを作るには要サブスクという仕様みたいです。
拠点に関しては他人と位置が被っていた場合、後入り側がキャンセルされます。よっぽど利便性の高い場所を選ばなければ被る事はほぼないとは思います。作った拠点のテンプレは図面として残りますが、一生懸命建築しても別の土地での再建築ができなかったりするので複雑な構造は控えた方がよさそうです。若しくは移住しない前提で他人と被らない事を祈ってド僻地に作るか。
ちなみにPrime特典だったMicrosoft Store版は日本国内の仕様でストアからのサブスク購入が不可能という難点があったりします。いつまで続けるかは定かではありませんが、利便性を考えてSteamへの移行も視野に入れていたり。
NIKKE
"ケツゲー"などという全く以て嘘ではないが勘違いされる事間違いなしの愛称が似合うスマホゲー。一応クローズドβに当選はしていたんですが忘れてて参加できなかったので今回初見。
尻に全振りしたように思わせて、実は設定やシナリオはかなりハードかつ割とシリアスな内容になっています。個人的には主人公の言動が好きになれない点と、お国柄なのかローカライズの問題なのか分かりませんが不自然に感じるセリフ回しが少々ネックかなと。細かいバグも多め。
キム・ヒョンテのイラストは素晴らしいですしお話自体は結構楽しめているんですが、ゲーム部分が特別優れているわけではないので長期的にはプレイしないかもしれません。早いとこPC版をリリースしてくれればまた変わってくると思いますが。
アニメ
機動戦士ガンダム 水星の魔女
期待していた久々のガンダム。TVシリーズ初の女性主人公ということで、これまで旧来のファンに迎合していたのか知りませんが個人的にはやっとか……というよりむしろ遅すぎると思ったくらいです。
百合だのなんだの言われていましたが、大人と子供の関係や描き方として本質はしっかりガンダムだなぁと思います。公式で公開されている小説を読むとより深く作品を楽しめるんじゃないかと。次回を待ち焦がれるほど楽しめていますが、分割2クールという短い期間で描き切れるのか不安でもあります。
最近はどの作品を見ても面白いと思えなかったので私の感性は死んだのかもしれない……と思っていたんですが、単に楽しめる作品が無かっただけみたいです。あーよかった。
アキバ冥途戦争
全く期待してなかったんですがすごくアホで好き。
ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪
アニメではないですが、密かに期待して待っていた「力の指輪」のシーズン1を先日見終わりました。前提として私はそこそこ楽しめた作品ではあったんですが、粗というか雑だなぁと思ってしまう部分も多々見受けられました。設定的な問題以上に、ヌーメノールの軍隊がありえない速度で救援に来るシーン等はかなりの白けポイントかと思います。エルフの鎧がかなり安っぽい見た目なのも興覚め要因かと。
1話1時間以上とやたらと長い中でスローモーションを多用するセンスはちょっと理解できませんでした。アクションシーンに関してもちょっと物足りないなと。配役はイマイチパッとしないなーと思っていましたが、最終的には全く気にならなくなりました。
細かい事は説明してくれないので、多分私みたいに中途半端に指輪物語を知っていてファンタジー作品に思い入れのある方は楽しめる作品だと思いますが、全く知識がない状態で話題性から見始めた方は全くついていけない可能性は大きい作品だなぁと思いました。ぶっちゃけ5シーズンやりきるのか怪しいですね。
Heavy Rotation
というわけでSoilworkの新作を改めて聴いていました。個人的には「Septicflesh」の新作と今年2トップで不動だと思います。
「Lorna Shore」は期待していたんですが、やはりデスコアの範疇からは大きく抜け出してはいないなという印象でした。一部曲はシンフォブラック感が強くて楽しめるんですが、ブレイクダウンが多すぎて私にはちょっと……EPが素晴らしかったんで期待が膨らみすぎたかもしれません。
あとデスコアにはありがち……というかあえてこの手のサウンドにしているんだとは思いますが、サウンドプロダクションが微妙なのも個人的にはマイナスでした。正直コレをコア系ではなくもっとメタル寄りなサウンドで聴いてみたいと思っています。
丁度デビュー作がリリースされた「Zeke Sky」は、パワーメタルとdjent以降のモダンなマス系メタルを基本にしつつ割とバーリトゥードな感じが面白いなぁと。あとマノウォーもびっくりなマッチョっぷり。