2024年2月23日金曜日

Jan Hus

更新しようと思うと絶不調になるファッキン現象。

数年前にちらっと書いたんですが、知り合いと一緒になんかやるかーという計画が今更になって再浮上してきました。とはいえほぼ相手次第なので実際どうなるかはやっぱり分かりません、はい。
DTM関連も環境を変えてからやっとしっくりくるサウンドにできた……と思ったらそうでもなかったりして長い事アレだったんですが、どうにか落ち着いたかなぁと。あとギターの弾き方を変えたりもしてたのでという感じ。

以下いつもの。

ゲーム所感

Kingdom Come: Deliverance

チェコの「Warhorse Studios」製。15世紀ヨーロッパ、ボヘミア王国が舞台のオープンワールドRPG.オフィシャルな日本語版はDMMのみでしたが、昨年Steamでも日本語が導入されました。珍しく吹き替えまであり。
購入時序盤だけ触れて2年くらい放置してたかもしれません。一通りのサイドクエストと全DLC完了済みで100時間弱でクリア。個人的にはかなりガッツリ遊んだタイトルになりました。

片田舎のスカリッツで平穏に暮らしている主人公のヘンリー君(17歳)は、鍛冶屋の息子であるにも関わらずロクに手伝いもせず、剣術の練習や悪友と共にイタズラばかりしている青年ですが、あるとき謎の軍勢がスカリッツを襲撃し住民はおろか両親も殺されてしまいます。村を襲った軍勢への復讐と父親の遺作である剣を取り戻すため、ラジク卿の従者として黒幕を追う……というのが大まかなストーリー。
終盤で驚きの展開もありますが基本的に王道な内容になっています。個性的で人間味のあるキャラクターも多くそこそこギャグ展開もあるので、いい意味でそこまで重苦しさを感じる事はありませんでした。

システム的には私の大好きなGothicシリーズからファンタジーの要素を排除してFPSにしたゲームという印象でした。マゾいゲーム性や近接武器より弓が強いところなんかも実にGothic的です。当然クエストも様々な解決方法をとることができます……というかオープンワールドである以上必須レベルの要素ですね。

戦闘は5方向の振りと中央突き、それに加えてフェイントもあるため独特で複雑なシステムに見えますが、実のところほぼ機能していません。攻撃を受け流しかつ反撃するマスターストライクと呼ばれるカウンタースキルがあまりに強すぎるうえに、プレイヤー特有のシステムではなく敵も多用してくるので、そのせいで終始相手が武器を振るまで待つプレイになってしまうのは残念な部分でした。とはいえ実際プレイしてみると割と気持ちよかったり。
あと1v1で戦う事が前提のゲームでして、相手が複数になった途端とんでもなく難易度が上がります……というか低レベル時は確実にタコ殴りにされて死にます。そんなところまでGothicっぽくはありますが、慣れればそこまで難しいゲームではないかと。言うても装備とレベルはかなり重要です。

中盤でかなりアツいポイントがあるんですが、それ以降の展開が盛り上がりに欠けるかなと。クリア間近に知ったんですが実はこのゲーム、三部作という事でほぼ目的を達成せずに終わります。なんなら「俺たちの戦いはこれからだ!」と言わんばかりのシメです。
後半に多い集団戦はかなり難ありで、大体NPC同士でロックして殴り合うので、自分は側面や背後に回ってぶん殴りまくるという全く面白くない戦闘になるんですよね。もしくはちょっと離れて矢で射るか。

適当にセーブしたいときにアイテムが必要だったり、cfgファイルを弄らないと弓のレティクルが表示されない等、変なこだわりはゲームとして邪魔な要素だなと感じました。あとフルヘルム系の視界不良も相手の動きが見え辛く、かえってダメージが増える要因になったので個人的には殆ど使う気にならず。
細かいバグはありますがフラグが乱立しているゲームので仕方ないかなと。一応リリース当初よりは減っているようです。

Steamでの評価が高い作品ですがお勧めとは言い難いです。なぜなら良い面も悪い面もGothicっぽいから。もちろん私はムチャクチャ楽しめた作品でしたが、少なくとも融通の利かないコンソールでプレイするのはやめた方がいいと思います。
ちなみにこの作品、開発に7,8年掛かっているようで、リリースから6年経過した現在でも続編の情報はありません。従ってこのペースだと完結まで20年近く費やすことになります……いやまぁ大手スタジオ以外がこの規模のゲームを作ったらそりゃ時間掛かりますわって話なんですが……

ウマ娘

直近のチャンミは短距離適正上げたスズカさんが勝ちました。マスターズチャレンジは春天だけ1ヵ月越しのクリア。サポカ全然更新してないのでぶっちゃけ実装時点でも全部クリアできてたんでしょうね。

丁度大ボリュームな情報公開がされたタイミングですが、とりあえずはメインシナリオと新育成シナリオが楽しみでござい。あとずっと待ってたイクノ。
周年記念の新曲が映像も相まってかっこいい。新キャラ勢のデザインも素晴らしいですね。日笠さん。

その他

 他にも「Ghostwire: Tokyo」なんかもプレイしていたんですが、良くも悪くも印象に残らなかったので所感は割愛。国内スタジオがFPSとして制作したという点は素晴らしいと思います。
積んでいるゲームも相変わらず沢山な状況。遊びたくても消化できんのですわ。

アニメ

勇気爆発バーンブレイバーン

 オンエア前まではロボ物だしそんなに力は入れてなさそうだなーと思っていましたが、実は結構気合い入れて作ってたんだなぁと。メカのCGが良質。適度なギャグ要素も面白いです。
ちなみに私、勇者シリーズは全く知りません。

メタリックルージュ

 かなりアミテージを彷彿とさせる設定。90年代OVAの空気が仄かに感じられる場面もあって期待してました、戦闘が始まる前までは……。スーツのデザインもあんまり好きじゃないです。
まぁTV作品でOVAの空気感やタメを期待するのもアレなんですが……そんくらいアミテージだったという事で。なんか違ったので1話のみ。

Heavy Rotation

Doomcrasher - Breakout

 「Rage」の現Gtである「Jean Bormman」と「Any Given Day」のGt「Andy Posdziech」が在籍するNewバンド……というよりも他のメンバーを見るに完全に「Rage & Ruins」の再始動ですね。  
かのバンドはJean経由で後から知ったものの1曲で活動停止するには惜しいバンドだったので、こちらはある程度活動してくれるといいなぁと思います。

Crownshift - If You Dare

 Finnish Metal界隈をご存じならばそこそこワクワクできる新規バンド。個人的には「MyGrain」のVoである「Tommy Tuovinen」と、元「Norther」の「Heikki Saari」が居る事が大きかったり。「Daniel Freyberg」もnortherやチルボドで活動してたんですが、どちらも解散直前だったので個人的な印象は薄いです。

Rage - Under A Black Crown

 前作が傑作だったRageの新曲、40周年作品の先行シングル。Jeanの影響で前作からよりモダン色が強くなったら面白いなーとか思っていましたが、流石にそんな事はなさそうです。まぁしかしそれなりに彼の色は出ている気はします。「A New Land」のようなRageっぽくないリフだけどやっぱりRageな良曲を期待。
今回は2枚組という事で楽しみではあるんですがサウンドが微妙な感じで40周年記念としてはちょっとなぁと。

その他小ネタとして。
主にネオクラ、メロスピ界隈で知られていたキーボード奏者である「Vitalij Kuprij」が亡くなったらしいです。ぶっちゃけそんなに詳しくないんですが唯一「Artension」だけはほんの少し聴いてました。その理由も「John West」と「Mike Terrana」がいたからってだけだったり……
あとは「Slayer」が解散して約5年、「Tom Araya」との連絡は一切取ってないと言っていた「Kerry King」が新しいバンドを始めた直後、結局Slayer復活という。ライブ活動オンリーなのかもしれませんが。